中京女子大(愛知県大府市)は2007年度から、大学名は変えずに人文学部に男子学生を受け入れることを決めた。「女子大」の名を残したまま男子を受け入れるのは大学では全国初。
この大学はスポーツで有名で、教授がTVによく出てくるし、メダリストが3人もいる。
名古屋の栄の飲み屋街で「女子大小路」という地名は、かつて中京女子大がその付近にあったことからその名がついた。
もともと付属高校が「中京女子高校」だったのが、「
至学館高校」と名称変更して男女共学に移行。これに伴って男子の卒業生の受け皿が必要になったことが、大学への男子受け入れの理由。なぜ、似ても似つかない名前になったかというと「
中京高校」は実在しているから。
ちなみに
中日新聞では、学長が「女子大の名を気にしない度量の広さがあるかどうかを測るハードルになる。日本一元気で明るい中女学生の仲間にふさわしい男子に入ってもらいたい」との期待を込めていると報道。
ところが、
読売新聞は、「学風を維持する」ため、大学名は当面変えない。同学長は「女性の魅力を引き出すような男子学生を育てたい」と話している。
と違うニアンスで報道された。
「女性の魅力を引き出すような男子学生」ってどんな学生?
読売新聞の報道は偏見がはいっているような気がする。